おしゃれな部屋作りをする中で、家具、家電に並び選び方に悩むのが雑貨や小物。
自分のお部屋にはどんな小物が合うのか?
お気に入りの雑貨があるけどどこにどう飾ればいいかわからない。
こういった悩みは実に多いでしょう。
今回はこういった悩みに対して、飾り方や選び方を定番品からマニアックなおすすめアイテムとともに
紹介させていただきます。
既にご自身が所持している小物や雑貨の飾り方についても是非参考にしていってください。
インテリア雑貨、小物の必要性
一般的におしゃれだなぁって感じるお部屋って必ずといっていいほど小物や雑貨が使われていませんか?
インテリア雑貨や小物は家具を引き立たせたり、生活イメージや個性を表してくれる重要な役割があります。
また、友人や家族など来客時の話題作りにもなり、お気に入りの小物や雑貨を使うことで自分自身も気分が上がり、快適に生活することができます。
小物、雑貨の上手な取り入れ方
小物や雑貨をインテリアに合わせるとき、
ただ好きな物を集めて闇雲に飾ってもなかなかオシャレには見えません。
まずは雑貨や小物をインテリアとして取り入れる際の基本を学びましょう。
コンセプトを決める
まず一番基本となるのが、お部屋のインテリアテイストに合わせて小物や雑貨をチョイスすること。
例えばモダンでスタイリッシュなお部屋を目指しているのに、ポップなアニメのぬいぐるみがたくさん並べられていたらなんだかチグハグした感じがしますよね?
とはいえ北欧雑貨やアンティーク雑貨など、テイストが合っていればどれだけ詰め込んでもいいわけではありません。
ここについてはこの先で紹介します。
季節感、素材を大切に
一つの区画に対して、素材を統一することでその場所のコンセプトやスタイルがはっきりします。
素材そのものが持つ印象を生かし、組み合わせることでオシャレに見せる方法もありますが、上級テクニックとなるため、まずは素材を一つ、二つに絞って飾ってみましょう。
特に海を連想させる雑貨や雪を連想させる雑貨など、季節感のあるものはごちゃ混ぜになるとまとまりのない印象を受けてしまうため、注意が必要です。
ハロウィングッズなど短期間のイベント用雑貨は時期が過ぎたら片付けることをお勧めします。
ディスプレイのベーススタイル
小物や雑貨をオシャレにディスプレイする際の代表的なパターンを2つ紹介します。
規則性のあるディスプレイ
小物を棚などに並べる際は一定の等間隔で並べたり、左右対称に配置することでまとまりのある空間にできます。
例えばフォトフレームを等間隔で壁に貼ってみたり、同じディフューザーを左右対称に配置するということです。
初心者でも真似しやすく、オシャレに見えるためおすすめの飾り方です。
高さを揃えたり、色を揃えるのもいいですね。
三角形を意識したディスプレイ
左右、上下、前後といった立体的な空間で三角形を意識した配置も失敗が少ないと言えるでしょう。
例えば同じ長方形のフォトフレームでも縦向きで一つ置き、その手前右に横向きで一つ置くといったディスプレイ。
三角形の形は正三角にならなくてもいいので、奥行きを利用して三角形の空間作りを意識して飾ってみましょう。
お気に入りは目線を意識した配置で
お気に入りの雑貨や小物はシーンに合わせた目線の高さを意識して飾るといいでしょう。
例えばソファに座ってくつろぐリビングならソファに座った時の目線に入る位置、棚であれば一番上や一番下ではなく、最も目が行き届く位置に飾ることで気分を高めてくれます。
せっかくお気に入りの雑貨を飾るなら見えるところに置きたいですよね。
おすすめのインテリア雑貨、小物
観葉植物やアートといった定番品から少しマニアックな小物までおすすめアイテムを
紹介させていただきます。
比較的どんなお部屋のテイストにも合わせやすい物を載せているので、是非参考にしてみてください。
アート、フォトフレーム
部屋をおしゃれにする小物の定番品、アート、フォトフレーム。
デスクや棚、玄関などのちょっとしたスペースに立てかけて飾ったり、壁の余白に掛けて飾れる万能アイテムで、好きなデザインのポスターや家族や友人との思い出の写真を飾ることができます。
どんなテイストにも合わせやすく、フォトフレームは100均でも手に入るため、手軽に取り入れやすいのもメリット。
私のお部屋もモノトーンのデザインやペットのウサギの写真を飾って癒されています。
観葉植物
観葉植物は一見育てるのが大変そうと敬遠されている方もいるかもしれませんが、
お部屋にグリーンが一つあるだけでもお部屋がグッとオシャレに見えるほどの効果を持っています。
水やりなどが面倒という方はフェイクグリーン(人工観葉植物)でもオシャレに見えるので試してみてください。
置く、吊るすなど飾り方も豊富で、完全に無機質な空間を目指していない限りはどんなテイストのお部屋にも合わせられます。
間接照明
こちらもオシャレなお部屋の定番品、間接照明。
空間に陰影を作り出し、立体感や温かみを与えたり、お部屋のムードを作り上げてくれます。
使い方の例としてはお部屋の隅に置き、奥行きをもたらし部屋を広く見せたり、
家具の裏を照らして立体感を出したり、メインの照明と併用してお部屋を明るくすることができます。
ルームフレグランス
ルームフレグランスは見た目と香りという二つのアプローチでお部屋をオシャレにしてくれます。
玄関や部屋のちょっとしたスペースに飾ることができて、香りのバリエーションや見た目も豊富です。
アロマキャンドルであれば炎のゆらめきで癒しを感じることもできますよ。
使い方としては棚やデスクのスペースに他の雑貨と組み合わせて置くのがおすすめです。
単体で置くのもいいですが、リードディフューザーの場合ガラスビンで本体が作られていることが多く、
ナチュラルなお部屋に飾る場合など、他の雑貨と組み合わせることで空間に馴染みやすくなります。
ダミーブック
本物の洋書などがあればそのまま飾るのもいいですが、ダミーブックは見た目がおしゃれで統一感あるデザインがメリット。
小物入れになっているものもあり、デスク周りに重ねてクロスを収納しておくなんてこともできます。
私はパソコンデスク付近にあるダミーブックにコピー用紙を収納して、リビングテーブル下のダミーブックには耳かきや爪切りなどの日用品を収納しています。
生活感のあるものをオシャレに隠すことができるため、是非真似してみてください。
時計
現代においてスマホで時間を確認することが多くなったと思いますが、時計はデザインそのものがオシャレなものも多く、時間を確認するためだけでなくインテリアの一部としても非常に活躍してくれます。
私の場合は現在、リビングのテレビ上に掛け時計を一つ、寝室のヘッドボードに置き時計を一つ置いています。
特に掛け時計に関してはデザインが豊富で、お部屋に一つは置いておきたいアイテムの一つですね。
クッション
ソファやベッドのお供として定番のクッションですが、カバーを変えるだけで簡単に模様替えができて大きさや形、数など自分好みの組み合わせが手軽に行えるのがポイント。
ソファに背もたれとして置いたり、ベッドに枕代わりとして置くのもいいですが、装飾という点では色や柄、素材の組み合わせを視覚的に楽しんで配置するといいでしょう。
お部屋のテイストに合わせたカバーを選ぶことで、部屋の印象をグッと引き立ててくれます。
ウォールミラー、ステッカー
壁の装飾で手軽に取り入れられるウォールミラーやウォールステッカー。
壁紙の張り替えは範囲も広く、自分で張り替えるのは大変という方でもウォールステッカーやミラーならワンポイントから装飾可能で、100均でも販売されているため比較的初心者の方も取り入れやすいアイテムになります。
賃貸などの壁であればマスキングテープをあらかじめ貼った上に貼り付けることで剥がしやすく、
退去時のトラブルを避けやすくなります。
ボトル
私自身お酒が大好きで、部屋にボトルを飾っているため今回紹介させていただきます。
特にウイスキーやブランデーなど洋酒のボトルはデザインがオシャレなため、
数本飾るだけでもかっこいい印象を与えてくれます。
ガラス製のボトルは間接照明で光を当てたり、同一銘柄を等間隔に並べてディスプレイするのがおすすめ。
お気に入りの一本があるという方は是非見えるところに飾ってみてはいかがでしょうか?
フィギュア
好きなアニメやゲームのフィギュアはコレクションケースや棚を使って特設コーナーを作るのがおすすめです。
私の場合はフィギュアではありませんが、「デスノート」や「ハンターハンターのクラピカの鎖」など知る人は知るアイテムをお酒と一緒にショーケースで飾っています。
家具や部屋のテイストに合う色や素材であれば、趣味部屋以外のお部屋にもうまく溶け込ませることができますよ。
Atmoph Window 2
Atmoph Windowは窓の形をした縦型のスマートディスプレイで、4Kで撮影された世界中の景色が表示されます。
音と一緒に演出される風景映像がまるで本物の窓から眺めているようなリアルな体験をさせてくれます。
複数並べて使うことでより一層広い景色を眺められて、窓のない部屋や日当たりの悪い部屋では
明るさや開放感を感じることができます。
私も今一番注目しているアイテムです。
ストームグラス
ストームグラスは天候によって液体中の結晶が変化する、幻想的な見た目が魅力的なアイテム。
天気を予測する目的として使用するのもいいですが、変化を楽しむ観賞用の小物として目につきやすいところに飾るのがおすすめです。
定番は写真のティアドロップ型で、台座が光ってより幻想的に演出してくれる製品もあります。
おしゃれなコーディネート実例
最後にここまで紹介した小物や雑貨を一部使った実例をご紹介します。
ご自身のお部屋にコーディネートする際は是非参考にしてみてください。
シンメトリーな寝室
フォトフレームや照明、クッションが左右対称に配置され、全体的に白色で統一された寝室。
ベッドサイドにはアロマキャンドルや時計も置かれており、今回紹介した小物、雑貨が数多く取り入れられています。
白色はお部屋を明るく、広く見せてくれる働きがあり、清潔感や上品さを与えてくれます。
フォトフレームは寝室に限らずどのお部屋でも取り入れやすいため、寝室以外のお部屋のコーデを考えている方にもおすすめです。
ウッディな玄関インテリア
全体的に小物の素材を木で統一した玄関のインテリア。
ウォールミラーは無機質なイメージが強いですが、フレームが木製のものをチョイスすることでとても馴染んでいます。
観葉植物のグリーンがアクセントになり、温かみのある落ち着いた雰囲気が素敵ですね。
ディフューザーの香りもナチュラルな自然を感じる香りを選べば、より雰囲気をあげてくれる事間違いなしです。
本物の窓のようなディスプレイ
こちらのお部屋の窓が先ほど紹介したAtmoph Windowになります。
まるで本物の窓のように飾れて、世界中の好みの景色に切り替えることができます。
ディスプレイなので本物の窓のように外からの視線を機にする必要もないところもメリット。
本物の窓くらいの高さを意識して飾ることでよりリアルな演出ができます。
テイストにマッチしたフィギュア棚
アメリカンなテイストのお部屋に海外映画のフィギュアはとてもマッチします。
フィギュアってオシャレなお部屋にしようと思うとなかなか飾りにくかったりするんですが、
壁紙やその他雑貨との組み合わせも上手く、お店のようなディスプレイで素敵です。
モノトーンな雑貨スペース
白や黒といったダミーブックはモノトーンインテリアのお部屋にはぴったりのアイテムになります。
写真のように縦に並べるのもいいですが、寝かせて数冊角度を変えながら積むのもおしゃれですよ。
玄関前の写真になりますが、ストームグラスもしっかり馴染んでいて洗練された印象を受けます。
まとめ
今回はおしゃれなお部屋作りにおいて欠かせない、小物や雑貨を一部ではありますが紹介させていただきました。
小物や雑貨は無数に存在するため、どんなものを選べばおしゃれなお部屋にできるかわからないという方は、まず定番品から取り入れてみてはいかがでしょうか?
飾り方や組み合わせなど、是非今回の記事を参考にして試行錯誤をしながらも楽しんでいってください。
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