[モノトーンインテリア]失敗しない部屋の雰囲気作りのコツとおすすめ実例紹介10選

インテリア

「オシャレな部屋に住みたい」「今住んでいる部屋をおしゃれにしたい」と考えているインテリア初心者の方におすすめしたいのが「モノトーンインテリア」

モノトーンインテリアは世代や性別を問わず人気があり、インテリア初心者の方でもポイントを掴むことで誰でも気軽に挑戦できてしまいます。

今回はシンプルかつおしゃれなモノトーンインテリアのコーディネートのコツや実例を紹介していきます。是非参考にしてみてください。

モノトーンインテリアとは

モノトーンインテリアは一般的に「黒、白、グレー(シルバー)」のカラーで構成されるインテリアコーディネートの事を指します。

お部屋の系統としてはモダンでスタイリッシュな雰囲気になりやすいですが、素材や色味、黒と白の配分を変えることで、同じモノトーンなお部屋でも雰囲気をガラッと変えることができます。

海外風なイメージを持たれる方も多いかと思いますが、日本国内でも男女問わず、非常に人気がありインテリア初心者でも比較的取り入れやすいテイストになります。

おしゃれなモノトーンインテリアのコツ

モノトーンインテリアをおしゃれに取り入れるためには、ただ闇雲に白や黒のアイテムを揃えても部屋がごちゃついて見えてしまったり、殺風景な雰囲気になってしまいます。

色の配色や素材感など、モノトーンインテリアのコーディネートについてコツを5つ紹介していきます。

配色は白をベースにするか黒をベースにするか決める

モノトーンインテリアを取り入れる上で、まず重要になるのが、

「お部屋のベースカラーを白にするのか?黒にするのか?」

ベースカラー(お部屋の土台となる色)によってお部屋の印象は大きく変わり、特に白、黒の両極端な色はより違いをはっきりさます。

黒ベースの部屋の場合、部屋全体が引き締まり、重圧感や高級感を感じさせる反面、部屋が暗くなり、

圧迫感や狭さを感じさせてしまいます。

床、天井、壁全てを黒にするのではなく、一面はグレーを使う事でデメリットを和らげることができますよ。

白ベースの部屋の場合、部屋全体が開放的になり、清潔感や明るさを感じさせてくれるため、部屋を広く感じさせてくれます。

一般的に日本の家は白い壁や天井の家が多いため、白ベースのお部屋の方が敷居が低く、

個人的には白ベースの部屋がおすすめです。

ベースカラーを決めたら、家具や小物を黒、白、グレーなどから配置していきましょう。

アクセントカラーを取り入れる

モノトーンインテリア白、黒、グレーが基本となりますが、この3色だけで構成してしまうとどうしても冷たい印象になってしまったり、落ち着きにくい空間になってしまう場合があります。

そんな雰囲気を和らげたり、高級感を与えたりするのにおすすめなのが、

ポイント的にアクセントカラーを用いることです。

クッションや小物にワンポイント鮮やかな色が入ることで、メリハリがつき、様々な印象を与えてくれます。

その際、アクセントカラーは淡い色よりも赤や青、黄色や緑など鮮やかなトーンの色を使うのがおすすめです。

配色の比率としてはベースカラー75%、メインカラー25%、アクセントカラー5%位を目安に構成するといいでしょう。

観葉植物を取り入れる

モノトーンインテリアは無機質で冷たい印象になりがちなため、明るさや落ち着きなど居心地の良さを求めるためには、観葉植物など自然由来のアイテムを置く事をオススメします。

自然のアイテムが硬い雰囲気を和らげて落ち着きやすい空間になり、殺風景になりがちなモノトーンインテリアをオシャレに彩ることが出来ます。

本物の観葉植物は育てるのが面倒という方は、フェイクグリーンを使うだけでも大きく雰囲気を変えられますよ。

ポプリなどをアクセントに使うのもいいですね。

素材感を統一する

モノトーンインテリアに限った話ではありませんが、メインとなる大型家具などは素材感を統一することでまとまりがある空間に仕上がります。

無機質でクールなモノトーンインテリアはガラスや鏡面、石目などを組み合わせスタイリッシュに

柔らかい印象を与えたい場合は木目やレース、ファブリック、丸みのある家具などがオススメです。

シンプルにまとめる

モノトーンインテリアの強みとして少ない色でシンプルにコーディネートできるというメリットがあります。

全体的に小物や柄物を多用せずシンプルにまとめ、アクセントとなるアイテムをトレンドや気分で入れ変えることによって、お部屋の空間演出を手軽に行えます。

また、モノトーンインテリアは色味が少ない分、生活感が抑えられて非日常感を味わえるため、

生活用品のパッケージは専用のケースなどを使い、見えなくすることをオススメします。

モノトーンインテリア実例紹介

1.大きめのラグで床色をカバー

一般的なフローリングの住宅でモノトーンインテリアを取り入れる場合、大きめのラグを敷くことで手軽に雰囲気を変えることが出来ます。

特に賃貸物件の場合は中々白や黒といった床の物件は見つかりにくいため、オススメです。

少し手間をかけてでも床を好みの色に変えたいという方はクッションフロアやフロアタイルといった床材を使ってDIYしましょう。

床色の変え方についてはこちらの記事を参考にしてみてください。

2.ガラス製品を組み合わせいてスタイリッシュに

モノトーンインテリアの基本は白、黒、中間色のグレーやシルバーで構成されますが、透明のガラス製品は色を持たず、モダンでスタイリッシュなモノトーンインテリアにはぴったりの素材になります。

ただし、あまり多用しすぎるとお部屋全体が硬い印象になり、落ち着きにくくなる可能性もあるため注意が必要です。

また、透明のガラス製品は視界が抜けて広さを感じさせてくれる働きもあるため、部屋を広く見せたい場合にも効果的ですよ。

3.クッションの素材やカラーでアクセントをつける

白をベースとしたこちらの写真のようなお部屋はお部屋を明るく広く見せて、

黒やグレーの小物、家具を配置することで空間がぼやけず引き締めてくれる働きがあります。

リビングにソファを置く場合は、クッションの素材や色をあえて外すことでアクセントとなり、個性や遊び心をおしゃれに加えることが出来ます。

クッションの色にモノトーン以外の色を取り入れる場合は思い切ってビビットな原色を取り入れてみると、よりアクセントが強調されますよ。

4.グレーを多めで大人っぽい雰囲気のお部屋へ

白ベースのお部屋にソファやカーテンなど、グレーをメインカラーとして取り入れたこちらのお部屋。

落ち着いた大人の雰囲気漂う空間に仕上がっています。

テーブルやクッションなどの小物も色味や素材違いのグレーを組み合わせることでグラデーションを取り入れていてとても素敵です。

モノトーンインテリアは白と黒が主役に感じてしまいがちですが、グレーをメインに持ってくることで落ち着きある部屋を演出できます。

5.黒をメインとしたシックでかっこいいお部屋

ベースは白で黒をメインとする場合、黒ベースのデメリットである暗さを補いつつ高級感やかっこよさを表現することが出来ます。

とはいえ黒ばかりのアイテムで揃えてしまうと重い印象になってしまいがちなため、クッションなど所々にグレーを入れることで立体感を作ってくれます。

高級感を求めるならアクセントにを持ってくるのもいいですね

6.グレーのグラデーションが素敵な寝室

全体的に白とグレーで統一されたモノトーンな寝室。

布団カバーや枕、アクセントクロスなどグレーを多く取り入れているもののそれぞれ色の明度が違うため、上手くグラデーション効果を取り入れています。

朝日が気持ちよく入り、目覚めのいい朝を迎えられそうなコーディネートです。

寝室のインテリアは一般的に淡い色の方が眠りにつきやすく、落ち着けるため、

こちらの寝室のように黒ベースより白やグレーでコーディネートすることをオススメします。

7.ナチュラルな要素を取り入れたホテルライクな寝室

全体的に白をベースとし、照明の色やナチュラルな素材感のある小物を配置することで

温かみあるホテルライクな寝室を演出しています。

照明の色を電球色にすることで、ライトベージュやブラウンといったモノトーンから少し外れた色合いもうまく溶け込み、統一感をもたらしてくれます。

白、黒、グレーで統一されるモノトーンの冷たさをカバーしたい場合はぜひ参考にしてみてください。

8.リメイクシートでおしゃれに模様替え

無地のシンプルな壁はどこか味気ないと感じる方も多いのではないでしょうか?

トイレなどの狭い空間では壁をリメイクシートでアレンジしやすく、柄を取り入れるだけでも大きく雰囲気を変えることが出来ますよ。

こちらの写真のようにツートンにしてみたり、自信がない方はまず、アクセントとして一面貼り付けるだけでもチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

壁のアレンジについては詳しく書いている記事があるので興味が湧いた方は合わせてこちらも読んでみてください。

9.生活感が出る日用品は詰め替えボトルへ

洗剤や掃除用品など、そのまま置いているとどうしてもパッケージが浮いて見えてしまうもの。

こういった日用品はなるべく専用のケースや詰め替えボトルを利用して生活感を拭い去ることがおしゃれにする基本です。

白い容器やケースは100均などにも販売されているため、比較的入手がしやすく、

モノトーンインテリアにはぴったりです。

タオルも色を絞り、統一感を持たせることで空間そのものがスッキリ見えますよ。

10.赤色が際立つ海外風なキッチン

一際目がいく赤いキッチンのこちらのお部屋。

全体は白をベースとし、黒のダイニングチェアや家電で」メリハリをつけつつも

赤色がとてもいいアクセントになっていて、海外を思わせる素敵なダイニングキッチンです。

赤色は高級感を与えてくれる効果があるため、モノトーンインテリアに高級感を持たせたい場合、

黒を少し多めに配色したり、アクセントに赤色を持ってくるといいですよ。

まとめ

今回はモノトーンインテリアについてのコツや実例を紹介させていただきました。

モノトーンインテリアはシンプルに白、黒で揃えるのもいいですが、中間色のグレーやアクセントカラーを用いることでさらに幅が広がります。

これからお部屋をモノトーンにしたいと考えている方や、すでに取り組んでいる方はぜひ今回の記事を参考におしゃれなお部屋を作り上げてみてください。

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