おしゃれなルームフレグランスで快適な癒し空間に!ルームフレグランスの選び方とおすすめ3選

インテリア

毎日を過ごすお部屋をより快適な空間にするために香りはとても重要な役割を持っています。

インテリアにこだわり、おしゃれなお部屋になったもののなんだか物足りない。

こういった方はルームフレグランスの導入がおすすめ。

とはいえ「どんな種類があるかわからない」「ルームフレグランスの選び方がわからない」といった悩みをお持ちの方も多いでしょう。

今回はルームフレグランスの種類と場所やシーン毎の香りの選び方をご紹介させていただきます。

ルームフレグランスとは

ルームフレグランスとはそもそもなんなのか?という方に少しだけ説明させていただきます。

ルームフレグランスとはその名の通り、直訳すると「room(部屋)」「fragrance(香料)」ということでお部屋をいい香りにするものの総称になります。

同じように香りをつけるもので「香水」がありますが、香水は基本的に肌につけるもので化粧品の位置付けになり、ルームフレグランスは「雑貨」といった認識が一般的と言えるでしょう。

香りの効果

普段お部屋で生活をしていると料理や食べ物、汗や埃といった生活臭が出ます。

なかなか自分では匂いに慣れてしまい、気づかないことが多いですが他人からは不快に感じる場合があります。

そうすると、せっかくオシャレにインテリアを飾っていても、どんなにキレイに片付けていても不快感を与えるお部屋になってしまいます。

また、香りには生活臭を消すための役割だけでなく、癒しや落ち着きといった精神的効果やインテリアを際立たせる効果もあります。

そんな香りの効果を3つご紹介します。

消臭効果

一つ目の香りの効果が「消臭効果」になります。

先ほども少し触れたようにタバコを吸われる方やペットを飼っている方はもちろん、

普通に生活しているだけでも部屋には生活臭が出ます。

ここにルームフレグランスを使うと生活臭と混ざって嫌な匂いにならないか気になる方も多いかと思いますが、ルームフレグランスには匂いを取り除く「消臭剤」といい香りを拡散する「芳香剤」の2種類があります。

場所や目的に合わせて使い分けるといいでしょう。

特に下駄箱や玄関、トイレなどは臭いの発生源となるため、消臭効果は必須です。

精神的効果

2つ目の香りの効果は精神的効果

香りには人を癒したり、落ち着かせたり、逆に不快にさせる働きもあります。

極端な話ですが、匂い一つで人の感情までも左右するほど香りは重要な役割を持っています。

集中力を高めてくれる香りやぐっすり眠れる癒しの香り、心を落ち着かせてくれる香りや元気を出させてくれる爽やかな香りなどいい効果もあれば、生活臭のような一般的に嫌な匂いは人に不快感を与えます。

香りはファッションやインテリアと同じく、

好みが分かれるものでもあるため、場合によっては自分が好きな香りでも人によっては合わないという場合もあります。

匂いの強さや使う場所には注意が必要なことも覚えておきましょう。

インテリア効果

3つ目はインテリア効果になります。

ルームフレグランスはオシャレな見た目の物が多く、本体そのものが視覚的にもオシャレな雰囲気を作り上げてくれます。

また、香りの効果としてお部屋のテイストやコンセプトに合ったものを選ぶことで、

よりインテリアを引き立たせ、雰囲気を良くしてくれる働きもあります。

お部屋の模様替えや季節によっても使い分けると気分転換にもなりますよ。

ルームフレグランス使用時の注意点

ルームフレグランスを使う際には注意が必要な場合があります。

使うルームフレグランスの香りやタイプにもよりますが、しっかりと理解した上で選びましょう。

置き場所の注意

直射日光や高温多湿になる場所に置くと、成分が変化して香りが悪くなってしまったり、蒸発して持続しなかったりというデメリットがあります。

また、近辺にいろいろな香りのルームフレグランスを置いてしまうと香りが混ざり、本来の香りを楽しめなくなります。基本的には1部屋、1区画に一種類の香りを決めて置くようにしましょう。

火の扱いに注意

アロマキャンドルのような火を扱うルームフレグランスは、扱い方が悪いと火事を起こす恐れがあります。

カーテンなど引火する恐れのある物の近くは避けて、睡眠時は寝相で手や足が当たらない位置に置くなど十分注意して使いましょう。

子供やペットに注意

小さい子供やペットのいる家庭では、間違って誤飲してしまわないよう手の届かない位置に置くようにしましょう。

また、ペット(動物)は人よりも嗅覚が発達している生き物が多いため、あまり匂いのきついルームフレグランスは近くに置かないようにしてあげることで、ペットも快適に過ごせるかと思います。

私もウサギを飼っていますが、ウサギのいる部屋は消臭スプレーや少し離れた位置にルームフレグランスを置いています。

ルームフレグランスの選び方

ルームフレグランスの効果や注意点を知った上で選び方を紹介させていただきます。

ルームフレグランスの種類、タイプで選ぶ

ルームフレグランスと一言で言っても種類は様々です。

価格はもちろん、使い方や手入れが必要なもの、入手のしやすさなど特徴を知った上でご自身に合ったタイプを選びましょう。

リードディフューザー

ルームフレグランスと聞くと一番オーソドックスなのがこのリードディフューザーではないでしょうか。

インテリアとしても見た目がオシャレな物が多く、スーパーや薬局などでも手軽に入手できるタイプで、基本的にはビン(容器)に香料となる液体を入れて、スティックを指すことで香りを吸い上げて拡散してくれます。

スティックの本数を増やしたり、減らしたりすることで香りの強さを調整できますが、持続性もこれによって異なります。

使い捨てのタイプになるので、液体がなくなったら詰め替え用の香料を注ぐことでまた使用することができ、手軽に使えるというところもリードディフーザーのメリットです。

アロマディフューザー

アロマディフューザーはアロマオイルを使って香りを揮発させ、拡散する器具になります。

アロマディフューザーの中でも種類が複数あり、加熱することで香りを拡散する加熱式(アロマポット)や精油を直接セットし、内臓ポンプで霧状に拡散する噴霧式(ネブライザー式)。

中でも特に有名なのが精油をディフューザー内のタンクの水に数滴垂らして、ミスト化し香りを拡散する超音波式になります。

拡散力は高いが電源を必要とするため、電源が取れないところには置けないところがデメリット。

ライト機能が備わっているものもあり、間接照明としても使えます。

また、ディフューザー自体は使い回すことになるので、掃除などの手入れは必要になります。

アロマキャンドル

アロマキャンドルはアロマオイルなどで香りをつけたキャンドルのことで、火を灯すことでロウが溶け出し、ロウの中の香り成分が広がる仕組みになります。

耐熱性のある専用グラスに入れて火を灯すことで、炎の光が反射し幻想的で美しい光景を楽しむことができます。

アロマキャンドルも100均などで手軽に入手することができるため、いろいろな香りを試してみるのもいいでしょう。

ただし、火を扱うため小さいお子様がいる家庭や就寝時の使用には十分注意しましょう。

サシェ

サシェはあまり聞き慣れない方も多いかもしれませんが、「匂い袋」や「香り袋」とも呼ばれ、

布製の袋の中にドライフラワーやハーブを入れて置いたり、吊り下げて香りを楽しむアイテムになります。

現代では布袋の中にロウや石鹸を入れて使うなどアレンジの幅が広いところがメリット。

香り自体の拡散力は低いため、車内や狭い空間向けで、お部屋で使う場合は寝室の枕元やデスク上などに置いてさりげなく香りを楽しむのがいいでしょう。

また、自作可能なため見た目にもこだわれてインテリアとしてオシャレに飾ると言った目的にもぴったりのアイテムになります。

スプレータイプ

スプレータイプは即効性があり、急な来客時や局所的に匂いが気になる物に対してとても便利です。

特に消臭タイプのものは一本備えておくといざという時役立ちますよ。

ただし、持続性に欠けるため長時間香りをキープしたい場合は置き型のタイプがおすすめです。

置き型のルームフレグランスと併用する場合は同じ香りか、

無臭の消臭タイプを選ぶようにしましょう。

ポプリ

ポプリはハーブやフルーツなどにアロマオイルを加えて熟成させたものを、ボウルやビンなどに入れて香りを楽しむアイテムになります。

サシェに近い印象ですが、サシェは袋に詰めるため持ち運びがしやすく衣装ケースなどに入れて使用することができるが、ポプリは置き型のルームフレグランスの位置付けになります。

インテリアとしてはサシェが袋の見た目でオシャレに見せるのに対して、ポプリは中身がそのまま見えるため、

ドライフラワーやハーブなどそのものが持つ特色を生かしてオシャレに見せることができる分視覚的な楽しみ方ではサシェよりポプリの方に軍配が上がると言えるでしょう。

好みや用途に合わせて使い分けてみてください。

お香

お香と聞くとお墓や仏壇に飾る線香をイメージされる方もいるかもしれませんが、現代では様々な香りのお香が販売されており、煙によって香りを楽しむことができます。

香りは比較的強く、密閉された空間では煙が充満してしまうため

風通しが良いところで使う必要があります。

お香もアロマキャンドル同様火の扱いには十分注意して楽しみましょう。

部屋、シーン別に選ぶ

ルームフレグランスを選ぶ際は場所やシーンによって香りを使い分けることが重要です。

次は部屋や目的に合わせたおすすめの香りを紹介するので参考にしてみてください。

玄関

玄関は帰宅時や来客時に通る入り口となるため、お部屋の第一印象を与える場所になります。

靴箱など匂いが気になる場合は消臭剤を使い、香りは清潔感や落ち着きのあるグリーン系の香りやソープ系の香りがおすすめです。

リードディフューザーやポプリなど持続できてオシャレなタイプが役立ちます。

トイレ

トイレは消臭効果を兼ねたアイテムがおすすめです。

タンクの上に置くタイプもいいですが、オシャレに見せるなら空間の狭さを生かしてサシェやポプリをを使うのもいいでしょう。

香りとしてはハーブ系やシトラス系といったスッキリとした香りがおすすめです。

リビング

リビングは家族で一番長く過ごす空間になるため、好みの香りで個性を出すのもいいですが、

来客などいろいろな人が集まる場合は万人受けするようなナチュラルな香りがおすすめです。

くつろぐ空間であるため、落ち着きや安らぎを与えるウッド系や

季節によって爽やかなシトラス系、華やかなフローラル系といった使い分けもいいでしょう。

アロマディフューザーやお香を使って気分に応じて香りを変えてみたり、リードディフューザーで継続的に同じ香りを持続させたりとバリエーションが一番豊富な空間になります。

寝室

寝室は眠るための空間となるため、刺激的な香りよりゆったりと落ち着かせてくれる香りがいいでしょう。

香りはあまり強くしないようほのかに香る暗いが丁度よく、特にラベンダーの香りやベルガモットの香りは睡眠をサポートして快眠を促してくれるためおすすめです。

アロマポットやアロマキャンドルで、香りと心地よい灯りの中眠りに着くのも素敵ですね。

また、寝具に直接スプレーを吹き掛ければ、大好きな香りに包まれながら眠ることができますよ。

キッチン

キッチンは料理の邪魔にならないよう香りはナチュラルなものか、無香料の消臭剤などを置くといいでしょう。

特にシンクは生ゴミが発生して匂いの原因にもなり得るため、消臭剤はおすすめです。

料理をしない時などにスプレータイプで局所的に消臭や香り付けを行うのもいいでしょう。

書斎

書斎は読書や仕事、勉強といった空間となるため、

集中力を高めたり、リフレッシュできる香りがおすすめです。

レモングラスやペパーミントの香りは頭をスッキリとさせ、集中して勉強や仕事を進めることができ、

眠気防止にも役立ちます。

アロマディフューザーを使ってタイマーセットすることで、

より計画的に勉強や仕事が進められること間違いなしです。

モテ部屋

少しネタ的な枠になりますが、

異性を意識したモテ部屋を演出するなら香り選びはとても大切になります。

具体的に「この香りを使うとモテます」みたいな胡散臭い話はしませんが、自分がなりたいと思うイメージにあった香りや、意中の人がいるなら好みに合わせた香りを置いてみるといいでしょう。

また、部屋のインテリアと合わせた香り選びやデザイン選びをすることでも空間にまとまりができて、

お部屋自体が素敵に仕上がりますよ。

おすすめルームフレグランス3選

最後に私自身が実際に使用しているものや定番品、人気のルームフレグランスからおすすめの商品を3つ紹介させていただきます。

どれか一つでも気になった方は是非試してみてください。

1 Easy Aroma

出典 ムーンムーン公式

アロマディフューザーといったら無印良品の超音波式が有名ですが、今回紹介するのは睡眠時に最適カートリッジ式アロマディフューザー【EasyAroma】

人間の五感のうち「視覚」「嗅覚」「聴覚」の三つに働きかけ、睡眠をサポートしてくれる優れもので、カートリッジ式なので超音波式のような水換えや定期的な掃除、カビの発生もありません。

Bluetooth対応でスマホなどからお気に入りの音楽や癒しの音楽を流すスピーカーとしても使うことができて、淡い9種類のライトを好みに切り替えることで間接照明としても使えます。

香りは睡眠に最適なリラックス効果のある「ラベンダー」「オレンジブロッサム」「ジャスミン」の3種類ということで、この3つの香りが好みじゃない、他の香りを試したいという方には不向きかもしれません。

カートリッジは1日1時間使用したとしても1っヶ月は持ち、価格も5000円代とリーズナブルなところも嬉しいところです。

睡眠用のアロマディフューザーを探している方は是非試してみてはいかがでしょうか?

2 John’s blend F&D ルームミスト(ホワイトムスク)

出典 John’s blend 公式

スプレータイプのルームフレグランスといったら私も何年も愛用しているJohn’s blendのホワイトムスクをおすすめします。

消臭成分も含まれているため、玄関など来客時にシュッと一拭きするだけでいい香りが広がります

この記事を書いているつい先日、家族の来客時にスプレーしましたが凄く好評でした。

薬局などでも販売しているため、手軽に購入できるところもメリットです。

ボトル自体も黒色でいかにも消臭剤って感じじゃないので、玄関に飾って置いてもオシャレです。

スプレータイプなので持続性はないため、この香りをキープしたい方は置き型のタイプも検討してみてはいかがでしょうか?

3 SHIRO(サボン)

出典 SHIRO公式

リードディフューザーからはSHIROのサボンを紹介します。

石鹸のような清潔感ある香りで男女問わず人気のルームフレグランス

洗練された白いデザインから様々なテイストのインテリアにも合わせやすく、場所を選ばず使いやすいところもいいですね。

リードディフューザーの価格にしてはやや高く感じるかもしれませんが、香りの持続時間は2ヶ月〜2ヶ月半と長く使えます。

トイレや洗面所など狭い空間に使用する場合は、スティックの本数を減らすことで持続時間を伸ばせるためコスパも抜群ですよ。

まとめ

今回はお部屋を快適な空間にするルームフレグランスについて紹介させていただきました。

ルームフレグランスには香りの種類はもちろんのこと、種類や形状も様々です。

選び方に困っている方は是非今回の記事を参考に、お気に入りのルームフレグランスを見つけ出し、

快適な生活を手に入れてください。

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