日当たりの悪い部屋でも快適に暮らす方法。賃貸でも出来るアイデアとコツ8選

ライフスタイル

日当たりの悪い部屋は年中薄暗く、なんだか気分も落ち込みやすく感じる方も多いかと思います。

建物の向きや周りの環境の変化によっても日当たりが悪くなってしまう場合もあり、

「間取りは気に入ってるんだけどなぁ」と頭を悩ませている方、

一般的に日当たりのいい部屋の方が人気が高く、メリットしかないように思えますが、実は日当たりの悪い部屋にもメリットがあります。

今回はそんな日当たりの悪い部屋のメリット、デメリットを踏まえて快適に暮らすアイデアやコツを紹介していきます。

日当たりが悪い部屋のメリットとデメリット

日当たりの悪い部屋と聞くと、なんだかデメリットしかないように感じますよね?

実は日当たりが悪い部屋でもメリットはあり、意外と把握していない方も多いかと思います。

まずは日当たりの悪い部屋のメリットとデメリットを見ていきましょう。

日当たりが悪い部屋のメリット

賃貸の家賃が安い

賃貸物件の場合、日当たりが悪いお部屋は日当たりがいい部屋に比べて家賃が安い傾向にあります。

日当たりのいい物件は人気が高いため、デメリットが大きいと考えられる日当たりの悪い部屋は家賃を安くすることでバランスを保っています。

家具や床が日焼けしにくい

直射日光が入るような日当たりのいい部屋では、紫外線によって家具や床、カーテンなどが日焼けしてしまう恐れがあります。

日当たりの悪い部屋ではこういったリスクはあまり無く、綺麗な状態を保ちやすいです。

夏に部屋が暑くなりにくい

日当たりの悪い部屋では日差しが少ない分、日当たりのいい部屋に比べて部屋の中が暑くなりにくいです。

夏場は冷房の節約になるのは嬉しいですね。

天気の影響を受けにくい

そもそも日が当たりにくかったり、入らないため天気が曇りや雨でもあまり精神的影響は少ないです。

例えると、洗濯物が干せない日が入らないからいつも部屋干し

といったところでしょうか。

日当たりが悪い部屋のデメリット

日中でも部屋が暗い

日当たりが悪い部屋では日中も日が入りにくいため、昼間でも部屋が暗く、

照明が無いと生活しにくくなる事もあります。

冬場が冷え込む

夏が涼しく過ごせる反面、冬は室温が上がりにくいため冷え込みます。

夏場の冷房よりも暖房の方が光熱費がかかるため、結果的に損をしてしまう可能性もあります。

湿気がたまる

日当たりが悪いと洗濯物が乾きにくく、部屋干しすることで室内に湿気が溜まりカビの発生原因にもなります。

空気中にカビの胞子が舞うと、アレルギーや病気の原因にもなります。

生活リズムが崩れやすくなる

人には「体内時計」が備わっており、朝日を浴びることでリセットされるようになっているため、

1日を通して暗い部屋で生活していると

体内時計がうまく機能せず、生活リズムが崩れやすくなります

このような状態が続くと心身ともに体調が悪くなったり、うつ状態になる可能性もあります。

日当たりが悪くても快適に暮らす方法

メリットとデメリットを見比べると総合的にはデメリットの方が大きく感じますよね?

そんな日当たりの悪い部屋で快適に暮らすにはどうすればいいか。

解決策を8つご紹介させていただきます。

インテリアは明るいカラーとテイストで

暗くなりがちな日当たりの悪い部屋を明るくするには、壁や床などインテリアのカラーを白やベージュなど明るい色にするといいでしょう。ベースカラーを明るくすることで太陽光や照明の光が反射しお部屋を明るく見せてくれます。

また、「真っ白の部屋は嫌だ」という方は明るめのインテリアテイストを選ぶといいでしょう。

インテリアテイストに関してはこちらで紹介しているので参考にしてみてください。

照明は明るいものを選ぶ

日当たりの悪い部屋ではそもそも太陽光が入りくいわけなので、照明には拘りたいところです。

自然光では無いものの照明の光によって部屋が明るくなることで気分を上げたり、部屋に温かみを与えることができます。

部屋の電球は明るく耐久力のあるLED電球にして、間接照明を使って床や壁、天井にうまく反射させれば自然光のような光を作る事もできますよ。

調光調色機能があるものなら時間帯や目的に合わせて光を調整できるのでおすすめです。

カーテンはブラインドかロールスクリーン

窓は一般的なカーテンを使用するよりもブラインドやスクリーンを使用する方が、お部屋に光を取り入れやすいです。

カーテンは開いた時窓の両側(片開きは片側)にまとまるため、窓が狭くなり部屋にも圧迫感を与えます。

ブラインドは光の角度が調節でき、スクリーンはフラットな一枚ものなので窓をスッキリさせてくれます。

どうしてもカーテンにしたければ遮光性の低いものやレースカーテンを選びましょう。

ブラインドやスクリーンについてはこちらを参考にしてみてください。

鏡の反射を利用する

部屋に大きな鏡を置くことで部屋自体を広く見せ、光の反射を生み出して空間を明るく演出することができます。

壁掛けやスタンドミラーであれば動かしやすいため、角度や置く場所を試行錯誤しながらレイアウトを考えられておすすめです。

庭やベランダは白くする

「ベランダや庭には太陽光が入るけど、部屋の中までは入らない」といった場合は白砂や玉砂利を敷いて光を室内に反射させるという手もあります。

物件によっては禁じられている場合もあるため、しっかり契約を確認してから行いましょう。

換気はこまめにする

日当たりの悪い部屋は湿気がこもり、ジメジメしがちなため部屋の換気はこまめにしましょう。

部屋の対角の窓を開けることで風の流れができ、空気が抜けていきます。

窓があまり無いお部屋であれば、除湿機や除湿剤を使って湿度を調整してあげましょう。

暗さを逆に利用する

間接照明は暗い方が効果を発揮します。部屋の暗さを利用して間接照明によるカフェのような落ち着いた空間作りや図書館や美術館のような芸術的な空間を演出してみるのもいいでしょう。

映画が好きならホームシアターを導入するのもおすすめです。

日中は外出する

極論ですが、部屋が暗いなら日中は外出して夜は自宅で暮らすという考え方もあります。

夜は日当たりがいい部屋でも悪い部屋でも暗いため、あまりデメリットの影響を受けずに過ごすことができます。

夜に帰宅したら気分が上がるようなインテリアを取り入れるといいですね。

まとめ

今回は日当たりの悪い部屋メリット、デメリットと日当たりが悪い部屋で快適に暮らす方法を紹介させていただきました。

ライフスタイルによっては家賃が安く、夏場過ごしやすいというメリットの恩恵が大きいという方もいると思います。

日当たりが悪い部屋でも大掛かりなリフォームをせず、

インテリアや照明の工夫次第で快適に暮らすことができるため、是非今回の記事を参考に取り組んでみてください。

また、引っ越しに伴い物件選びをされている方で、日当たりの悪さで除外してしまっている物件、

一度見直してみることをおすすめします。

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