脱!汚部屋!!片付けや収納のコツを覚えてきれいな部屋を手に入れよう

ライフスタイル

「片付けなきゃ」と思いつつも中々実践できない方や、いつか使うであろうと物を処分できない方、

「時間がない」と先送りにして、気づいたら手がつけられないほど散らかった汚部屋に、、、

なんて経験のある方は必見。

今回は工場勤務の私が工場で学んだ5S活動を参考に、

お部屋をきれいに保つための考え方と、片付け収納のコツを紹介していきます。

この記事を読んで二度と汚部屋に後戻りしない習慣を身につけていきましょう。

5Sって何?

冒頭で少し触れた5Sという言葉。

馴染みのない方も多いかもしれませんので少し説明させていただきます。

5Sとは

  • 整理(SEIRI)
  • 整頓(SEITON)
  • 清掃(SEISOU)
  • 清潔(SEIKETU)
  • 躾(SITUKE)

この5つのローマ字表記の頭文字をとって5Sと呼ばれています。

企業によっては習慣だったりもしますが、おおよそ同じ意味になります。

整理必要なものと不要な物を分けて整頓必要なものが必要な時に取り出せるよう

清掃掃除をしてゴミや汚れがない状態にする。

清潔「整理」「整頓」「清掃」を維持してきれいな状態にすること、

ルール化や習慣化し後戻りしない環境を作ることです。

工場などの職場でよく使われる言葉かと思いますが、実は私たちの身近な生活にも凄く当てはまるんです。

そんな5Sを頭の片隅にちょっとだけでも入れてこの記事を読んでいただけたらより理解が深まると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

片付けられていない状態とは

そもそも片付けられていない状態とはどんな状態なのか?

個人差はあると思いますが、自分自身は片付いていると思っていても他人から見たら散らかっている状態に見えているかもしれません。

お部屋の片付けられていない状態をまとめてみたので当てはまる方は要注意です。

  • 床に物が溢れている
  • 必要なものがすぐ見つからない(頻繁に探し物がある)
  • 衣類が部屋中に脱ぎ散らかっている
  • ゴミが散乱している
  • 物を出したら出しっぱなし

こんなところでしょうか?

少し大げさに書きましたが、部屋全体ではないもののこのような状態の場所は片付けられていない状態と捉える方が良いでしょう。

片付けられない理由と解決策

お部屋を片付けなければいけないのはわかっているが、なぜ片付けられないのか?

みなさん誰もが何かしらの理由で片付けられないと思います。

そんな片付けられない理由と解決策を紹介しますので、当てはまる方は実践してみてください。

1 片付ける時間がない

毎日仕事や家事、子育てに趣味と時間が忙殺されて片付けをする暇が無い

こういった時間に余裕がないことで片付けができないという人は多いのではないでしょうか?

そんな時間がない理由で片付けができない方の解決策はこちら

1-1 出したらしまう習慣づけ

まずは出したものは使った後、必ず元の位置にしまう習慣をつけましょう。

出したものがそのまま放置されているとどんどん部屋が散らかり、後で片付けるにも時間がかかってしまいます。

衣類であれば脱いだら洗濯機に入れる、洗濯後はタンスやクローゼットにしまう。

食器は食べ終わり、または可能であれば料理中にも洗うことで、片付けに必要な時間が分散されて

まとまった時間が取れなくてもお部屋をきれいに保つことができます。

1-2 一気に片付けようとしない

先ほどの習慣付けに近い話になりますが、散らかっている部屋を一気に片付けようとするためにはそれなりの時間と体力が必要になります。

まとまった時間が取れないという方は、「今日はここを片付けよう」など大まかでもいいので片付けを計画的に進めていきましょう。

出したらしまう習慣づけがされていれば、どこかのタイミングできれいに片付く日がやってくるはずです。

出来ればいつまでに全てが片付くという締め切りを作って計画したほうがモチベーションにもつながるため、おすすめです。

1-3 家事代行サービスの利用

どうしても時間が全く作れない、近々来客予定がありすぐに片付けたいという方は家事代行サービスも手段の一つと言えるでしょう。



2 物を処分できない

つい「もったいない」「いつか使う」という理由でなかなか物が処分できないという方もいるでしょう。

しかし大抵はそういった物に出番が来ることがなく、

その結果、物が増え続けて部屋が物で溢れかえってしまうのです。

こういった物をなかなか処分できずに部屋が片付かないという方の解決策はこちら

2-1 処分するまでの期限を作る

いつか使う」「もったいない」という思いの強い方は、いつまでに使わなかったら処分するかの期限を作りましょう。

目安としては1年使用しないものは処分する。

1年では短すぎると感じるものであれば、2、3年に伸ばすのもありですが、

あまり期限を延ばしすぎると決断までの期間が空きすぎて、なかなか物が減らず片付いていかないので注意が必要です。

2-2 貰い物は必要か不要かを考える

人から貰ったプレゼントや贈り物ってなかなか処分しづらい気持ちがありますよね?

しかし毎回本当に自分が欲しいものがもらえるとは限りません。

正直貰ったものの使い道がないものや、自分の趣味に合わないものをいつまでも部屋に置いておいても無駄になります。

処分とは捨てるばかりが処分ではありません

貰ったものに対しては感謝の気持ちを受け止めて、物は本当に必要な人に受け渡すのも一つの手段です。

2-3 思い入れのある物は基準を作る

使う頻度は少ないが大切なもの、思い出のあるもの。

こういった物の処分は自分なりの基準を作り、残すか処分するかを決めましょう。

例えば「高く売れるなら売る」と判断するものは必要ないもの

処分してもまた買う」と思うものは必要なもの

といった感じに基準を作り、自分に問いかけることで本当に必要なものだけを残しておくことができるでしょう。

ミニマリスト的な思考になりますが、物が少なければ部屋は自然と片付きやすくなります

3 面倒で先送りにする

時間もあるし、物も特別多いわけじゃないけどただ片付けという作業が面倒で、

明日やればいいか」「来週片付ければいいか」とどんどん片付けを先送りにしてしまう方は、

片付ける物が増え続け、余計に片付けが面倒に感じるようになります。

この悪循環から抜け出すための解決策はこちら

3-1 ご褒美を作る

子供に「宿題終わったらおやつ食べていいよ」というように、

片付けが終わったら〇〇をするなど、自分に制約をかけることで片付けをするようになります。

初めはイヤイヤになるかもしれませんが、達成感が出てきたり、習慣化されてくると自然に片付ける癖が身につきますよ。

3-2 定期的に来客を招く

ここ数年はコロナの影響もありなかなか難しいかもしれませんが、

来客を定期的に招くことで、「お部屋を片付けなきゃ」という使命感が生まれます。

私も以前は友人をよく招いていて、部屋がきれいと褒められた時

これを持続しようと掃除や片付けを頑張るようになりました。

もし友人などに部屋が汚さそうと思われている節があるなら、見返すチャンスでもありますよ。

4 収納が無い

建物の作りによってはクローゼットが小さかったり、ワンルームのお部屋ではそもそも無かったりと

収納するスペースがなくて物が部屋に溢れている。

という方もいるでしょう。

片付けたくても片付ける場所が無い。そんな方の解決策はこちら

4-1 収納付き家具を使う

単純に物を片付けるために収納家具を買い足す。という考えも間違いではありませんが、

狭い部屋ではお部屋を圧迫しかねません。

本来必要な家具に収納機能も備わっていれば、一つの家具で二役こなしてくれて省スペース化を実現できます。

例えばベッドであればロフトベッドや収納付きベッドを使用して、

デッドスペースの有効活用が狙えます。

4-2 断捨離をする

収納スペースが少ないなら収納スペースに収まる量の物を持つことで片付けることができます。

物を処分できない理由で挙げたように、必要なものと不要なものを整理してみましょう。

5 片付け方が分からない

収納家具やケースにしまうことは出来ても、いまいちキレイに片付けられている気がしなかったり、

取り出すときに散らかってしまったりキレイな状態を維持するのに苦労してしまう方は片付け方のコツがわかっていないのかもしれません。

次に紹介する片付けのコツと収納のコツを読んで実践してみてください。

片付けのコツ

片付けをして、キレイな状態を維持するための押さえておきたい基本的な片付けのコツを4つ紹介します。

後に紹介する収納のコツと併せて読むことでより理解が深まるでしょう。

1 不用品を処分する

またこれか!?

と思われた方もいるかもしれませんが、片付けにおいて必要なものと不要なもを分けて、不用品は処分をする。(整理する)

使えるか使えないかではなく、使うか使わないかがポイントです。

これは片付けをして維持していくには凄く大切なことなんですよね。

一度収納されているものも一通り出してみて分別してみると、案外必要なものって少なかったりもします。収納しきれないと思っていた物も収まり、新たに収納品を増やす必要が無かったりしますよ。

処分の方法としては大きく分けて3パターンあります。

1-1 捨てる

ゴミとして廃棄する一番オーソドックスで手軽な方法になります。

物や地域によっては分別が大変だったりもしますが、環境面を考えると何でも捨てればいいとは言えません。

まだ使えそうな物などはこの後紹介する、誰かが再利用できる手段をとることをお勧めします。

1-2 譲る

自分には不要だけどまだ使えるような物は、家族や友人、恋人などに譲る方法もあります。

思い入れのある物は捨ててしまうより、誰かに譲渡し、大切に使ってもらう方が気持ちもいいですよね。

1-3 売る

市場価値の高いものや貴重な物、無償で受け渡すにはちょっと勿体無いと感じる方は

リサイクルショップ買取サービスを利用しましょう。

不用品を処分できてお金も稼げるなんて一石二鳥です。

現在ではメルカリなどのフリマアプリや出張買取をしてくれるところもあるので、大きい家具なども持ち運びせず買い取ってもらえたりしますよ。



2 作業しやすいところから片付ける

お部屋の片付けを始める際は、比較的片付けがしやすい箇所から始めていきましょう。

いきなり大変な作業から取り掛かろうとすると、なかなかやる気が起きなかったり、

途中で投げ出してしまう可能性が高くなります。

身近な簡単に片付けられるところから始めていくことで、少しずつでもキレイになっていくお部屋を見て片付けの効果を実感しやすく、モチベーションアップにもつながります。

片付け前と片付け後の写真をビフォーアフターとして写真に残してみるのもいいでしょう。

片付けが面倒と感じている人ほどおすすめの方法になります。

3 物の定位置を決める(見直す)

当たり前の話ですが、「使った後は元の位置に戻す」を実行するには物の定位置がはっきりしていないといけません。

また、収納場所や置き場は決まっているが、

頻繁に使うもので使う際や取り出す際に苦労する場合、置き場や収納箇所を見直すことをおすすめします。

極端な例ですが、リビングのエアコンのリモコンを寝室に置いていたり、頻繁に使う物が脚立を使わないと取り出せないような高い位置に収納されていたりすると、

使う時も片付ける時も大変で、なかなか片付ける習慣は身につきません。

こういった収納のコツに関しては後に紹介する収納のコツをご覧ください。

4 片付けを習慣化する

一度片付け終わった後、今まで通り何もしないでいると生活と共に物が増えたり、移動して散らかった部屋に戻りかねません。

逆戻りしない環境を作るための習慣づくりは大切です。

使ったら都度、元の位置に戻す。ゴミが出たらすぐにゴミ箱に捨てるといった習慣をつけましょう。

また、掃除についても一人暮らしや共働きで平日なかなか時間が作れない方は、

毎週、毎月この日、この時間にここを掃除する」といった計画性のある行動を心がけましょう。

私の場合は一人暮らしで、平日も帰宅が遅いため、毎週土曜の午前に洗濯、買い物、掃除を済ませて

その後はフリーな時間を作るようにしています。

この辺はライフスタイルによって大きく変わると思いますので、ご自身に合った続けられそうな計画を立てて実行してみましょう。

収納のコツ

片付けを習慣化し維持するためには、収納方法も重要になってきます。

収納の仕方が悪いと片付けが億劫になり、続かなくなったりストレスを感じるようになるでしょう。

最後にそんな収納方法についてのコツを紹介させていただきます。

1 見せる収納より隠す収納

収納には大きく分けて見せる収納隠す収納の2種類の方法が存在します。

見せる収納はオープンラックやショーケースなど外から中身がわかる収納家具に収納して、

ディスプレイする方法になります。

こちらの方法はインテリアを意識した上級者向けの方法になるため、本記事を読まれている方にはあまりおすすめできません。

なかなか片付けが出来なかったり、すぐ散らかってしまう方はフタや扉などで中身が見えない隠す収納がおすすめです。

ただし隠す収納は掃除が楽だったり、見た目がスッキリする反面どこに何が入っているか外から見てもわからないというデメリットもあります。

こういったデメリットが気になる方は、テプラやラベルを使ってどこに何があるか外から見てもわかるようにしておくといいでしょう。

2 ストック品は収納できる分だけ

トイレットペーパーやゴミ袋など日用品でストックしておきたい物は、収納できる量だけ持つようにしましょう。

「よく使うから」「安かったから」といった理由などで大量に購入してしまうと収納しきれずに部屋に溢れてしまいます。

生活に支障が出ないくらいの適度なストックを保つよう心がけましょう。

3 カテゴリーごとに分けて収納

物の収納場所を決める時はあまり細かく分けて収納しないのがおすすめ。

例えばペンはここ、ハサミはここといった分け方ではなく、文房具といったカテゴリーで収納場所を決めましょう。

探し物が見つからなくなるリスクがグッと減りますよ。

カトラリーのようにナイフやフォーク、箸を分けたいという方は

一つの引き出しをカトラリー用の収納場所と決めて、その中で仕切りを作り分けるといいでしょう。

4 使用頻度で収納場所を分ける

物の収納場所を決める上で毎日のようによく使う物は、取り出しやすく、しまいやすい場所がいいため膝上から頭の位置くらいの高さに収納するのがおすすめです。

次に良く使うものはしゃがんだり、かがんだりしないと取り出せない膝下の高さ、あまり使わないものは台を使わないと取り出せない頭よりも高い位置に収納しましょう。

また、奥行きのある収納でも同様で使用頻度が高いものほど、手前に置くことで使用後の片付けもスムーズに行えるようになりますよ。

まとめ

今回はお部屋の片付け、収納について実際に私も実践しているものを含め、

コツを紹介させていただきました。

キレイな部屋を維持するためには、不用品は処分してものを減らし、

収納場所を見直して片付けを習慣化することが重要だということがお分かりいただけたでしょうか。

みなさんも自分のお部屋を見直してキレイで快適なおうち時間を楽しんでください。

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