賃貸でもできるお部屋の[床]のDIY。床色を変える方法と効果を紹介

インテリア

床はお部屋の中でも広い面積を占めているため、お部屋の印象に大きく影響を与えます。

とはいえ賃貸のお部屋では原状回復の原則があるため、壁と同様床の変更はなかなかハードルの高いもの。

今回はそんな床について、賃貸でもできる床色の変え方や効果を紹介していきます。

実際に私が住んでいるお部屋の写真も織り交ぜながら紹介していきますので、是非参考にしていってください。

賃貸で床色を変える場合の注意点

前回の賃貸で壁をおしゃれにする方法の記事でも紹介したように、賃貸物件では原状回復が基本となるため、工事を伴うような大規模なリフォームや塗り替えなどはできません。

また、DIYする上でも元の床に傷をつけてしまわないよう慎重に取り扱って作業しましょう。

参考までに壁についての記事はこちらをご覧ください

床の色を変えることによる効果

冒頭でもお話ししたように、床はお部屋の中でも大部分を占めるパーツになるため、

床の色を変えることでお部屋の印象を大きく変える事ができます。

床の色ごとにメリット、デメリットを見ていきましょう。

白系の床色

白系の床色は光を反射しやすいためお部屋を明るく、広く見せてくれる働きがあり清潔感があります。

どんな色とも相性がいいため、お部屋の壁やドア、家具などにも合わせやすいのがメリット。

埃が目立ちにくい反面、髪の毛や汚れ、傷が目立つところがデメリットと言えるでしょう。

グレー系の床色

白と黒の中間に当たるグレー系の床色は、落ち着きのある大人っぽい空間を演出してくれます。

デザイン性の高い家具やスタイリッシュなテイストにおすすめなカラーで、

白に近いグレーか黒に近いグレーかでも印象は変わり、デメリットも同時についてくると考えておきましょう。

水で濡れた跡が目立ちやすいところもグレー系のデメリットと言えますね。

ナチュラル系の床色

ナチュラルカラーのフローリングは日本の住宅では今や一般的ですが、人気で好みが分かれにくいカラーになります。

汚れや埃の目立ち具合も程よく、明るすぎず暗すぎずといったバランスの良い色と言えるでしょう。

自然素材の家具や観葉植物など温かみを感じる空間作りにぴったりで、デメリットとしてはフローリング材の質感によっては安っぽく見えてしまったり、個性が出しにくいところでしょうか?

いわゆる普通といった感じが嫌な方にはデメリットになります。

黒系の床色

ダークブラウンやダークグレーといった黒系の床色はシックで落ち着いた印象を与えてくれます。

傷や汚れ、髪の毛が目立ちにくいメリットがある反面、白っぽい埃が目立ちやすく、光を吸収しやすい色のため空間を暗く、狭く感じさせてしまう傾向にあります。

壁の色や家具は白系など明るい色を持ってくることでバランスを取ると良いでしょう。

カラフルな床色

赤や青といった原色の床色はフローリング材などで実演するのは難しいですが、ラグやカーペットを駆使すれば可能です。

使う色によって個性が際立ち、お部屋のテイストがまとまっている方にはおすすめです。

たくさんの色を使うと部屋がごちゃついたり、好みがかなり分かれやすいところがデメリットと言えるでしょう。

賃貸でできる床の色を変える方法

さて、いよいよ賃貸のお部屋でも床色を変えられるアイテムを紹介していきます。

加工が必要なものもあるため、自分に合った方法を試してみましょう。

1 ラグ、カーペット

床色を変える手段で最も手軽な方法がラグやカーペットを敷く事です。

様々な形や色、柄から選ぶ事ができて、敷くだけなので模様替えなど気分転換に変えることも容易でおすすめです。

ただし、床全体の色を変えたい場合は不向きで特注のカーペットをオーダーするなどの手間が必要になります。

玄関やトイレなどワンポイントで色を入れたい場合にも使えて便利です。

2 ジョイントマット

パズルのピースのような正方形の小さいマットを組み合わせて床を作るジョイントマット。

こちらも敷くだけなので簡単に床色を変える事ができます。

セットで販売もされていて、価格も安いためコスパはいいですが、写真で見てわかるようにチープさは否めません。

子供部屋や防音目的での使用が個人的におすすめです。

3 クッションフロア

ビニール製でクッション性のあるシート状の床材クッションフロア。

木目調や石目調など素材感や柄など種類は豊富で、価格も比較的安く水や汚れに強いところがメリットです。

私も以前住んでいたお部屋で使用していましたが、貼り付けが必要なため作業が大変で、

剥がす際も綺麗に剥がれにくかったためマスキングテープで元の床を保護した上に貼り付けることをおすすめします。

近くで見ると安っぽく偽物のフローリング感がわかってしまうところは少し残念でした。

4 フロアタイル

フロアタイルは塩化ビニール製などのタイル状の床材で、大理石のような石目や木目などクッションフロアと並び柄が豊富です。

貼り付け不要で、床に並べて敷くだけで施工できますが部屋の隅の方は加工にコツが入ります。

ピッタリサイズに敷かないと置いているだけなのでズレて隙間ができてしまったりするところがデメリットと言えるでしょう。


5 タイルカーペット

タイルカーペットはフロアタイルのカーペット版という認識がわかりやすいかと思います。

フロアタイル同様に床に敷いて使う事ができますが、裏に滑り止めがついているものも多く、

加工もフロアタイルに比べ柔らかいため簡単です。

通常のカーペットと違い汚れてしまった場合などは、その一部分だけ交換すればいいのもメリット。

ただし、カーペットほどのふかふかな柔らかさや柄は無く、フロアタイルのような高級感もないため

会社の会議室のような印象になりがちなところがデメリットと言えるでしょう。

私のお部屋の実例紹介

最後に私のお部屋の実例紹介をさせていただきます。

まずは引っ越したばかりの状態がこちら↓リビングになります。

ほんとに荷物詰め込んだばっかくらいの頃で酷い写真ですが、床は至って普通のフローリング。

壁はピクチャーレールが初めから付いていますが、一般的な白い壁紙です。

そして現在がこうなりました。

家具も変わっていたりしてますが、同じ部屋でもだいぶ印象が変わりませんか?

床は大理石調のフロアタイルを敷いて、ラグは北欧風のモノトーンなラグを採用しています。

床が白くなることで明るくなったように感じませんか?

同じ家具や家電を採用したとしても床の色が違えばお部屋の印象も変わります。

少し手間をかけてでも床のインテリアはこだわる価値がありますよ。

まとめ

今回は賃貸でもできるお部屋の床色の変え方について紹介させていただきました。

賃貸でも床色を変える方法はたくさんあり、大規模な工事をするよりよっぽど

手間もコストもかかりません。

原状回復のため賃貸での床色変更を諦めていた方は是非今回の記事を参考に取り組んでみてください。

きっと今より納得いくおしゃれなお部屋が作れますよ。

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