春になり新生活が始まるこの時期、一人暮らしをこれから始める方も多いのではないでしょうか?
せっかく一人暮らしを始めるなら好みの家具やインテリアで自分だけの空間を快適に過ごしたいもの。
とはいえ一人暮らしの間取りは比較的狭い「1R」や、広くて「1LDK」位が一般的かと思います。
今回はそんな一人暮らしでもオシャレで快適なお部屋を実例と共に紹介させていただきます。
また、一人暮らしをこれから始める方はなるべく失敗はしたくないですよね?
物件選びからコーデまで、簡単ではありますが要点をまとめましたので、
そちらも合わせてご覧ください。
部屋作りの基本
一人暮らしを始めるにあたって、まずは物件を選び、必要なものをピックアップし、好みのお部屋にするべく、家具や家電、小物などを購入してレイアウト、コーディネートします。
この順番が狂うと家具が収まらなかったり、不要なものが出てきたりするので必ず守りましょう。
1.物件選び
まずは物件選びですが、ここでは交通アクセスなどの利便性とかではなく、好みのお部屋作りのためのポイントを少し紹介します。
この時点でテイストをある程度決めておくと、物件選びが捗ります。
コンセントの位置
物件を見学するとき、見落としがちなのがコンセントの位置。
「コンセントがいくつあるのか?」「どこにあるのか?」という事です。
コンセントの位置が悪いと家具や家電のレイアウトが上手くいかないケースが多いです。
延長コードを使う手もありますが、タコ足配線は火災等の原因にもなるため、最小限に押さえましょう
床や壁の色
ある程度好みのテイストが決まっている場合は床や壁の色にも注目しましょう。
後からリメイクシートやクッションフロアで変える事もできますが、
手間やコストを考えると初めから理想のベースであることに越したことはありません。
とはいえ、一般的なアパートなどは床の色味のバリエーションはあるものの、
壁は白が大半でしょう。
ここはこだわり過ぎず、ある程度見切りをつけましょう。
参考までに床色の変え方についてはこちら
壁のインテリアについてはこちらをご覧ください
キッチンのタイプ
1LDK位の間取りになると、キッチンのタイプも様々です。
I型キッチンやL型キッチン、対面型など、こちらも後から変更が効かないため、
こだわりがある方はしっかりと確認しておきましょう。
2.必要なもののピックアップ
物件が決まったらまず、必要最低限の家具、家電をピックアップしましょう。
エアコンや照明は初めから設置してある物件とそうでない物件があるため、要チェックです。
人によって予算もバラバラなため、無くても支障が無いものは後から少しずつ買い足すことをおすすめします。
少しずつ理想へ近づけてコーディネートしていくのも部屋作りの楽しみでもあります。
ただし、床にクッションフロアやフロアパネル、壁に壁紙を貼る場合は家具を置いてしまうと、
作業が困難になるため、初めに揃えましょう。
3.家具、家電の購入。レイアウト、コーディネート
必要なものが決まったら、いよいよ購入。
購入前に確認しておきたいポイントはこちら
- カーテンの寸法
- 家具、家電の置き場の寸法
- 天井コンセントの形状
せっかく買った家電や家具が設置できないなんて悲し過ぎますよね?
ここは必ず押さえておきたいポイントなので、忘れずに。
レイアウトやコーディネート、
一人暮らしの部屋作りついては過去の記事で詳しく解説していますので、まだ読まれていない方は合わせて読んでいただくと理解が深まると思います。↓
一人暮らしのお部屋 1R,1K
いよいよ本題の実例紹介。
まずは部屋が一部屋の1R、1Kの紹介になります。
広々と開放感あるモノトーン部屋
全体的に白基調のモノトーンインテリア。
全体的に家具の高さを低くし、透明の家具で先の景色が見えることでワンルームとは思えない
広々とした空間を作り上げています。
モノトーンだけだと冷たい雰囲気になりがちなため、グリーンが飾ってあるのもポイントです。
リラックスできる北欧ナチュラルな部屋
自然の暖かみを感じられる北欧テイストなお部屋。
ソファは置かず、ベッドを代用することで、空間の節約がされています。
全体的に色合いも統一されて、落ち着いた雰囲気が素敵ですね。
男らしいシックなヴィンテージスタイル
こちらは男前なヴィンテージスタイルなお部屋。
ブラウンやブラックカラーといったダークカラーを基調とし、レザーや木材といったテイストに合った素材の家具で上手くまとまっています。
窓もカーテンではなく、ブラインドを使っているところもシックでオシャレですね。
淡い色が合いが可愛らしいホワイトインテリア
白色を基調とし、ピンクのアクセントクロスが可愛らしいガーリーなお部屋。
一見多色使いと思う方もいるかもしれませんが、トーンの近いカラーを上手く使い分けることで
まとまりのある空間に仕上がっています。
女の子らしいお部屋を目指すなら、
こちらのお部屋のように丸みのある家具を選ぶこともおすすめします。
仕切りを使った生活の住み分け
1つの部屋にオープンシェルフで仕切りを作り、寝室とリビングのような住み分けがなされています。
1Rや1Kの場合は部屋が一つしかないため、
こういった工夫をすることで目的に合った生活ができ、おすすめです。
シャビーな雰囲気の個性的なお部屋
ロフトがある場合は実質部屋が二つあるような状態で、寝室を別にすることができます。
こちらのお部屋は全体的にくすんだ色の小物を使い、シャビーな雰囲気を上手に表現しています。
シャビーなお部屋はただボロボロの物を置けば良いわけではなく、色合いや素材、加工が重要で
少し上級者向けなテイストでもあります。
スタイリッシュなホワイトインテリア
まるでお店のようなスタイリッシュなお部屋。
モダンで無機質なアイテムが多い中、
所々に散りばめられたグリーンが明るさや暖かさを感じさせてくれます。
照明の高さを変えるなど、家主のこだわりを感じるコーディネートですね。
壁が印象的なインダストリアルスタイル
コンクリート調の壁が印象的な趣味の詰まった、インダストリアルなお部屋。
無骨な雰囲気になりがちなインダストリアルスタイルですが、大きな観葉植物をおくことで自然を感じるリラックスできる空間に仕上がっています。
壁にかかったギターやダーツもお部屋の雰囲気にマッチしていて素敵です。
DIYによるオリジナルインテリア
DIYによる手作りのテレビボードが利便性が高く、お部屋にも馴染んでいますね。
賃貸のお部屋だと壁に穴が開けられないなどの規約があるため、
こういったディアウォールがあると、自由に壁の装飾ができて、オシャレの幅も広がります。
手先が器用な方はチャレンジしてみては?
黄色を使った明るいインテリア
アクセントに黄色を使った、楽しい気分になる明るいインテリア。
所々にDIYした家具が並び、黄色×緑の同じ柄のアイテムを使うことで、
物が多いようですが全体的にまとまりがあります。
一人暮らしのお部屋 1LDK
1LDKになると寝室を別に作ることができるため、生活空間を大きく使えるようになり、
インテリアの幅も広がります。
とはいえ物を必要以上に物を置けば、当然お部屋は圧迫されてしまうため注意が必要です。
それでは一つずつ見ていきましょう。
広々としたリビングスペース
大胆に広々とリビングスペースを作り、のんびりと落ち着けそうな北欧インテリア。
全体的にナチュラルな自然色で統一されていて、部屋の隅に飾られた観葉植物もアクセントとなり
ついついお昼寝したくなるようなお部屋。
学習スペースもしっかり作られているところもポイントです。
LDKをしっかり分けたシンプルスタイル
王道の配置とも言えるキッチン→ダイニング→リビングといった縦の並びで間違いないレイアウト。
シンプルで動線もしっかり確保されていて広々と感じますね。
ダイニングの照明や小物など、しっかりとオシャレな要素も取り入れているところが伺えます。
カフェ風の大人の隠れ家
キッチンのカウンターをダイニングとして利用したカフェ風インテリア。
柔らかい照明とウォールステッカーや小物がより雰囲気を際立たせています。
カウンターキッチンでないI型キッチンの場合でも、カウンターを設置することで同様のレイアウトが可能です。
こちらのお部屋もシンクが奥にあることからカウンターは後付けと思われますが、
しっかりインテリアとして馴染んでいますよね。
グリーンが鮮やかなインテリア
グリーンが主役のボタニカルなインテリア。
全体的にベースはナチュラルな自然色でまとめ、大きな植物に合わせて、
ソファにも緑色を採用しています。
ダイニングテーブルは置かず、勉強スペースを隅に作り、
キッチンからリビングへの動線の確保がされているため開放感もあります。
都会的でモダンなインテリア
部屋の中心にスペースを作り、目的別に空間を分けた個性的なレイアウト。
ローテーブルは置かず、
一人掛けのソファとサイドテーブルで必要最低限のサイズに押さえているものの、
オットマンで足を伸ばしてくつろげるところなど、快適さを感じさせてくれます。
直線的な家具で統一することで、全体的にスタイリッシュでイタリアンテイストなお部屋に仕上がっていますね。
ショップのような植物に囲まれたお部屋
こちらのお部屋も大小様々な植物を部屋中に飾っています。
ただ並べて飾るのではなく、高さを変えた配置や吊るす飾り方など空間を上手く利用しています。
また、キャスター付きのテーブルは掃除の時やレイアウトをこまめに変えたい時に便利です。
海辺を思わせるカリフォルニアスタイル
1LDKになると寝室を別で設けられるため、1Rや1Kでは置けなかった大きなベッドが置けたり、
リビングとは違ったテイストでインテリアを楽しむ事もできます。
こちらのお部屋はDIYされたベッドに大きな観葉植物、PCデスクを置いてもしっかりとフリーな空間を残しています。
物自体は少なめに壁寄りにポイントで装飾することで、シンプルすぎずオシャレなインテリアを楽しむことができます。
真っ白な寝室
こちらのお部屋はレースやフリルを使ったシャビーシックな寝室。ぬいぐるみがどこか可愛らしさも感じさせてくれますね。
お部屋全体を白で統一することで、上品さと明るさを感じます。同じ白色でも素材の違いや色味の違いで、輪郭がぼやけず立体的な仕上がりになります。
収納上手なキッチン
キッチンも寝室同様LDKになることで広さに余裕が生まれます。
こちらはDIYにて棚を作り、調味料や調理器具をディスプレイしています。
見せる収納は統一感や管理が大変なため、上級者向けであるものの是非真似したいポイントです。
調理場付近に全てが揃っているため、使い勝手が良く、
調味料の残量も把握しやすいところがいいですね。
ワンルーム化して開放的に
引き戸によって部屋が仕切られている場合は、いっそ扉を全開にして一部屋にしてしまうという手もあります。
一部屋にまとめることで、ベースとなる空間が広がり開放的になります。
来客時などは扉を閉めて、寝室とリビングを分けるといった多様性もこの間取りのメリット。
こちらのお部屋もリビングと寝室を同じテイストでコーディネートしているため、全く違和感がなく
広々とした開放感あるお部屋に感じます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
一人暮らしを始める上でまず押さえておきたいことをまとめるとこんな感じです↓
- どんな部屋に住みたいのかテイストを決めておく(雰囲気だけでもOK)
- 物件選びはコンセントの位置、数、床や壁の色を確認(厳密には他のもありますが、インテリア目的のため省略します)
- 最低限必要なものをピックアップ
- 採寸はしっかり。特に大型家具は取り返しがつかなくなる
1Rや1Kは一つの部屋に全て収めなくてはならないものの、工夫次第で広々と快適に暮らすことができます。
1LDKは寝室が別で作れる分余裕ができ、インテリアの幅が広がります。
人によってライフスタイルは様々だと思いますので、
この記事を参考にぜ是非、みなさんに合った部屋選びとコーディネートを楽しんでください。
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